CO2モニター買ってみた
Abstract
CO2濃度モニターを買ってみた。最終的な目標は、CO2濃度のログを定期的に取ること。USB経由でデータが取れて、かつ安価なものを探してみた。
Introduction
会社のとある会議に月イチで参加し始めたのだが、なんだか後半息苦しい。で、ふと思い出したのが以下の記事。
内容としては、教授が『自分の面白い講義を聞いて寝てしまう学生がいるのは講義室のCO2濃度が高いからだ』とCO2モニターを持って講義に出かけたら本当に基準値よりも高かった、という話。
会社の環境改善もそうだけど、単におうちハックとしても面白そうだと思い手軽なCO2濃度モニターを探すことにした。
購入候補
ざっくりと、候補となるCO2濃度センサは以下の三種類に分けられた。
- センサデバイス単体基盤 (5000円以下)
- 液晶表示機能付きの卓上センサ (1~5万円)
- プロ・業務向け (5万円以上)
値段は、調べた個人的な感触。3は高すぎる。1はキャリブレーションを自分でやらなきゃいけないっぽくて、リファレンスを持っていない。温度補償とかも自分で実装するのかな?結果として、2の価格帯でUSB読み出しできるやつを探した。
と、そんな中見つけたのが下の記事。2016年のものだけど、扱っている製品はまだ現役で売られている。 r-kurain.hatenablog.com
これがそのCO2濃度モニタ。1万円を切る価格で、公式にはUSBでの読み出しには対応していないものの、非公式(デバッグ用?)プロトコルが解析されていてUSB経由で値が読み出せるらしい。
Concolusion
というわけで、買ってみました。小さくてなかなか良い感じ。モバイルバッテリーでもそこそこ長時間動く。「会社の会議室の空気悪いなぁ」なんて思った場合に、サクッと値を見せて環境改善を要求するのに使えそう。
次回、PythonからCO2濃度と温度を読み出してみようと思います。